書籍の紹介
(2003年9月11日)

このHP『風のあしあと』の中に
何度も参加していただき
アドバイスをいただいていた
菜穂ちゃんのお母さんが本を書かれました。

ご本人からのコメントおよび
本の内容について紹介させていただきます

菜穂ちゃんのお母さん
櫛毛富久美さんの存在がなければ
赤ちゃんの急死、突然死はすべて
赤ちゃん本人の責任にされてしまう世の中になっていたと思います
それほど、
この問題の中心的な存在の方なのです。

我が家が娘の死に疑問を持ち
どうすれば良いか分からなかったときに
的確なアドバイスを送ってくれたのも
櫛毛さんでした。

この問題に興味をもたれた方には是非読んでいただきたいです。


菜穂へ、そして未来を絶たれた天使たちへ
2003年9月27日頃 小学館より発売


櫛毛冨久美・著、油井香代子・企画監修  本体1300円+税  
 このたび、「ISA赤ちゃんの急死を考える会」の成り立ちの記録というべき、
私の手記が、医療ジャーナリスト・油井香代子氏のご助力を得て、
小学館より出版されることになりました。
生後1日で産院の新生児室で死んだ愛娘・菜穂の事件から東邦大学病院うつぶせ寝裁判、
ちびっこ園事件、そして香川の園児虐待死事件などISA会員の実体験を綴りました。 
                                   


うつぶせ寝窒息死で、たった一日でわが子を亡くした母親が
「死因はSIDS(乳幼児突然死症候群)」と言い逃れる医療機関を仲間とともに追いつめる!
次々と明らかにされる事故や虐待。手に汗握る10年の記録。
待望の出産。しかしわが子は一度抱いただけで翌日、死んでしまった。
原因はうつぶせ寝による窒息死。
病院は「死因はSIDS(乳幼児突然死症候群)だから責任はない」と言いだした。
疑問を抱いた主人公は、たった一人で調べ始める。
スチュワーデスという仕事がら、国内外の病院を訪ね取材を重ねると、
日本の赤ちゃんの危険な環境が分かってきた。そして、
似たような事故が全国で頻発していた。
仲間と出会い、会をつくり、ついには司法や国を動かして、
SIDS死亡率が半減することになった。
自分たちの赤ちゃんを使ったうつぶせ寝実験、変装して病院に潜入調査など、
手に汗握る涙と勇気の感動手記。
「私たちが変えていかなければ…」と闘った母親たちの10年の貴重な記録

(小学館より)

是非、乳幼児のおかれている現状と問題点を皆さんに知っていただき、
ご一緒に検証できればと思います。よろしくお願い致します。

ISA赤ちゃんの急死を考える会
(Infant Safety Alliance)
事務局長 櫛毛 冨久美

http://homepage3.nifty.com/sids/



(2003年9月11日)