神奈川県大和市の事件について

6月27日の大分合同新聞

この事件は
『SIDS』が免罪符として使われている
と言う事と
無関係ではありません。
うつ伏せ寝とは関係ありませんが
左下の切りぬきをご覧下さい


『130の小さな叫び』より
今回の事件と同じく
神奈川県大和市の
無認可ベビーホテルでの事故です。
ベットの柵と柵の間に頭をはさまれ
死因は頭蓋骨骨折です。
もう20年も前の出来事です。

この本の中には、
裁判の結果は出ていませんが
おそらく親側が敗訴したものと思います。
この時、大和市の行政や警察は
何をしたのでしょうか。

死因をこの義守君自身に押し付け
本当に裁かれるべき人間を
野放しにしてしまったのです。
この結果がこれです。
 

6月29日の大分合同新聞です
そして今回の事故は、
死亡事故の直前にも
数多くの事故や
変死した赤ちゃんがいるということです。
大和市の対応が早ければ
防げた事故ではなかったのか?
そう思います。

過去に
このような事例があります。

託児施設の2階の踊り場から
1階の板張りの床に落ちた赤ちゃんがいます。
お尻に青あざが出来、
脳内出血で寝たきりになってしまいました。
あきらかな事故でした。

昭和54年の出来事です。
親は、この施設に補助金を出していた国と
東京都と保育園を相手に
損害賠償請求の裁判を起こしました。

保育園側は『SIDS』を主張しました。
結果、裁判所は
100万円での和解勧告を出したそうです。
(ゆりかごの死)より
今回の事件も
加害者が否認を続け
『SIDS』を主張すると
この判例に当てはまってしまうのではないか?
そんな気がします。
これが『SIDS』が免罪符として使われていると言う事です。

本当の『SIDS』に対して
とても失礼な事では無いでしょうか?

今回の事件の今後に注目して行きたいと思います。
情報をお待ちしています。
2000年6月29日