あしあと

(事故例一覧)
風太君
宮崎県
2006年7月21日生まれ

享年4ヶ月
(2006.11.24)
場所 認可保育園
発見時 うつ伏せ寝
備考 
11月22日布団に顔を埋めたうつ伏せの状態で発見
病院に搬送され2日後に死亡
宮田風歌 菜穂ちゃん
大分県
1998.4.3生れ 
長女
享年 11ヶ月
(1999.3.26)

場所 認可保育園
時間 お昼寝中 
発見時 うつ伏せ寝

神奈川県
1993.2.8生れ 次女
享年 20時間
     (1993.2.8)

場所 病院
発見時 うつ伏せ寝

現在
『一つのケース』として発表しました。
備考 
誕生当日深夜に2時間30分以上
うつ伏せ寝のまま放置され窒息死。
最高裁にて敗訴
美玲ちゃん 湧介君
出身地
生年月日1998.9.24

享年 七ヶ月
    (1999.4.18)
場所
時間
発見時
東京都
平成7年1月5日生まれ 
次男
享年 七ヶ月
     (平成7年8月9日)
場所 病院
発見時 うつ伏せ寝

備考
生後3日目の事故、蘇生はしたものの、
植物状態にて七ヶ月後死亡
現在2001年10月17日高裁にて勝訴(詳細
あやかちゃん 莉櫻(りお)ちゃん

長崎県
1996.12.1生まれ 
次女
享年 四ヶ月
   (1997.4.14)
場所 認可保育園
発見時 うつ伏せ寝

茨城県
平成9年3月28日生まれ
長女
享年 4ヶ月
    (平成9年7月28日)
場所 病院新生児室
発見時 うつ伏せ寝
(病院は仰向けに寝かせたが
 自分で寝返りをしたと言っている)
生後16日目の事故
現在
勝訴確定
詳しくは
あやかちゃんのお写真をクリックするとHPへジャンプします。
備考
平成9年4月13日の事故、蘇生3ヶ月後死亡

南美(みなみ)ちゃん 真滉(まひろ)君
神奈川県
1998年7月6日生まれ
 長女
享年 2ヶ月
 (1998年9月4日)
場所 
病院内託児施設
発見時 うつ伏せ寝
千葉県
平成11年1月28日生まれ
次男
平成11年6月16日事故
(生後4ヶ月目の事故)
享年一歳8ヶ月
 (2000/8/16)
場所 病院
発見時 うつ伏せ寝
備考 入所3日目の事故
心配停止状態で保母が発見、蘇生中に気管から
ミルクが確認された。 事故翌日死亡
現在 2000年11月13日提訴
南美ちゃんをクリックするとホームページへジャンプします。
備考
事故後1年2ヶ月の間、きわめて脳死に近い状態
平成12年8月16日早朝他界
詳しくは、ご自身のホームページにて発表されています。
真滉君をクリックすると、ホームページへジャンプします。
翔(かける)君 志保ちゃん
福岡県
1999年7月29日生まれ
長男
享年 6ヶ月
   (2000年1月20日)
場所 認可保育所
発見時 うつ伏せ寝
東京都八王子市
1997年12月10日生まれ
長女
享年 39日
   (1998年1月18日)
場所 都立小児病院
発見時 うつ伏せ寝
志保ちゃんをクリックすると
馬場さんが作成された
応援ページへジャンプします。
現在
保育園からの誠意をまっている。
備考
軽い胃の軸捻転の治療の為、うつ伏せ寝にされた。
入院翌朝発見。数時間放置されていた。
2004年4月28日勝訴確定
涼介君 諒君
大分県
1999年6月17日生まれ
長男
享年1歳20日
  (2000年7月6日)
場所
 無認可託児所
発見時 仰向け寝?

茨城県日立市
1998年5月28日生まれ
三男
享年1歳9ヵ月
 (2000年3月13日)
場所 スキー場託児室
発見時 うつ伏せ寝
   
備考
詳しい説明無し、
発見時仰向け寝と言うが、抱き起こすと、口の中から
吐物が確認されたらしい。
風歌と同じ、大分県佐伯市の赤ちゃんです。
備考
施設側から納得のいく説明無し。
 諒君が天使になる3日前のお写真です。
ご家族がHPを公開されました。

 諒君をクリックするとHP『諒の部屋』へジャンプします
凪咲(なぎさ)ちゃん 隆悟(りゅうご)君
愛媛県
1997年10月7日
生まれ
次女
享年 生後2ヶ月
  (1997年12月8日)
場所 無認可保育園
発見時 うつ伏せ寝
神奈川県
2000年7月22日生まれ
次男
享年2ヶ月1日
(2000年9月23日)
場所 病院(NICU)
発見時 うつ伏せ寝
現在 
2001年7月11日に4年の裁判を経て和解
うつ伏せ寝と窒息死の因果関係を認める
勝訴的な和解を迎えた。
備考
1100グラムの早産で生まれたが、経過は順調で
そろそろ退院と言われた矢先の監視モニターを外された2日後の事故
樹生(たつき)君 瑛南(ヨンナム)ちゃん
愛知県
1997年1月1日生まれ
次男
享年生後2ヶ月
 (1997年3月7日)
場所 病院内保育園
発見時 うつ伏せ寝
東京都
1991年9月30日生まれ

享年 2歳3ヶ月
 (1994年1月3日)
場所 都立O病院
備考
乳児用ラックにうつ伏せ寝にされ
4時間以上放置されていた。
備考
詳細については、現在遺族がHPを公開予定です。
完成次第紹介させていただきます。
涼介(りょうすけ)君 愛ちゃん
埼玉県
2000年11月9日生まれ

享年生後4ヶ月
 (2001年3月15日)
場所 無認可保育園
発見時
同じベビーベットの中で
八ヶ月の赤ちゃんの
下敷きになっていた。
神奈川県
平成5年10月14日生まれ
享年生後4ヶ月
 (平成6年2月14日)
場所 無認可保育園
発見時
同じベビーベットの中で
7ヶ月の赤ちゃんと一緒に寝かされ
うつ伏せ寝で発見された。
備考
2001年7月12日
施設の改善を盛り込んだ勝訴的和解を完了している。
  
備考
2001年9月和解が成立
詳細については、『ちびっこ園問題を考える会』のHPにて発表されています
是非参照してください。
真理子ちゃん 飛士己(ひとき)君

千葉県
昭和48年5月4日生まれ
長女
享年生後9ヶ月
(昭和49年2月18日)
場所 無認可保育園
発見時 口にタオルが
詰まっていたとの
証言があり、2時間30分
放置されていた。

飛士己君をクリックすると
ホームページへジャンプします。
香川県
平成12年12月25日生まれ
長男
享年1歳2ヶ月
(平成14年2月19日)
場所 無認可保育園
保母による虐待の証言あり、
しかし解剖所見はSIDSの疑い
備考
経営者は事故当時刑事罰を受けているにもかかわらず。
1999年7月最高裁で遺族の請求は棄却されました。
詳細は『ゆりかごの死』という本の277ページから書かれています。
備考

新しいページにて詳しく報告しています。
友美ちゃん 咲月ちゃん
お写真はありません。
(理由について)
千葉県
1989年7月13日生まれ
長女
享年1歳2ヶ月
(1990年9月24日)
場所 無認可保育園
解剖結果 吐物吸引による
       窒息
埼玉県
1999年7月13日生まれ
長女
享年7ヶ月
(2000年3月1日)
場所 無認可保育園
発見時 うつ伏せ寝で真下を向き
布団が絡まった状態
備考
詳しい状況やお写真が無い理由などについて、
メールを戴いています。
そちらを参照してください。
戴いたメールです。
備考
事故状況が明らかになり、和解済み
咲月ちゃんのお母さんよりコメントを戴いています。
『愛する我が子を亡くすほど、辛く悲しいことはありません。
 二度とこのような悲しい事故が起きませんように。』
まどかちゃん 隆吉(りゅうきち)君

まどかちゃんをクリックすると
関連ページへジャンプします
兵庫県
平成6年12月10日生まれ
長女
享年4ヶ月
(平成7年4月19日)
場所 認可保育園
発見時 うつ伏せ寝
で顔を真下に向けた状態
神奈川県
平成10年6月25日生まれ

享年4ヶ月
(平成10年11月3日)
場所 公立病院小児科
発見時 うつ伏せ寝
死因は解剖無しで
『SIDSの疑い』とされる
平成17年11月25日
横浜地裁にて遺族の勝訴
を迎えました。

備考
平成14年9月27日最高裁で遺族の勝訴を迎える。
寝具の状態と安易なSIDS判定に警鐘を鳴らす
とても意味のある判決が下りました。
備考
軽い肺炎で入院中、初めて寝返りをしたので
看護婦に注意を頼むが、翌朝、うつ伏せで心肺停止状態で発見される。
雪音(ゆきね)ちゃん 海希(みずき)ちゃん
福岡県
2001年12月29日生まれ
長女
享年10ヶ月
(2002年11月1日)
場所 無認可保育園
発見時 ?
福島県
2001年9月16日生まれ
長女
享年1歳17日
(2002年10月3日)
場所 無認可保育園
発見時 うつぶせ寝
備考
発見時、朝には無かった親の知らない怪我が
顔や身体から数カ所見つかるが、施設からの説明無し。
備考
二つ折りのタオルケットを頭からかぶり
うつ伏せのまま一時間ほど放置されていた。
平成15年11月20日、海希ちゃんの四十九日から一年目の日
ご家族は施設を提訴しました。


  ISA
(赤ちゃんの急死を考える会)調査 
保育園事例
 

月齢 場所 発見体位 解剖 死因 状況
3ヶ月 託児所
(無認可)
うつ伏せ
(行政)
窒息(吐物吸引) 朝8:12に保育所に預ける。
9:05分に保母が異常に気付くが既に死亡しており、
救急車から下ろされずに戻った。事故時、

乳児17名に保母2名の保育だった。
【H4.3.9事故・死亡】
9ヶ月 託児所
(無認可)
うつ伏せ
(司法)
窒息 口の中いっぱいに、バスタオルが詰っていた。
2時間30分放置される。
【S49.2.18事故・死亡】
6ヶ月 託児所
(無認可)
うつ伏せ
(行政)
ライ症候群 朝9時にうつ伏せに寝かされ、4時間放置。
ミルクは一度も与えられず、誰も見ていなかった。
保母が発見。鑑定医の話では、
窒息の可能性もあるとの事。
【H5.11.29事故・死亡】
4ヶ月 託児所
(認可)
うつ伏せ SIDS(推定)
窒息
(一審判決で認定)
震災処理の為、赤ちゃんを預けた初日の事故。
10時にうつぶせ寝にされ、12時に保母に発見される。
顔が真下を向いていた。

【H7.4.19事故・死亡】
2ヶ月 保育所
(病院内)
うつ伏せ SIDS?
(死亡診断書に記載)
朝8:50分に、スウィング式ラックにうつ伏せに寝かされる。
12時10分に保母が死亡しているのを発見。
蘇生時に吐乳が
吸引される。
解剖していないにもかかわらず、
死亡診断書に
SIDSと記入される。
【H9.3.7事故・死亡】
3ヶ月 保育園
(認可)
うつ伏せ


蘇生
(5年間生存)

SIDS
(診断書記載)

発見後、脳死状態で病院へ搬送され一命は取り留めるが、
植物状態。事故時の状況説明は一切無し。
誰がうつ伏せにしたのかさえ
解らない。
≪H6.8.17事故≫【H11.死亡】
月齢 場所 発見体位 解剖 死因 状況
3ヶ月 託児所
(無認可)
うつぶせ 窒息 預けた初日の事故。11時15分にうつ伏せに寝かされ、
12時
5分に一度確認された後、
13時15分に死亡しているのを保母が発見。
鼻と顎に圧迫痕がある。
【H9.1.25事故・死亡】
4ヶ月 保育園
(認可)
うつ伏せ SIDS
(推定)
保育園側から、
「うつぶせに寝かせたのではなく、うつ伏せに置いただけ」
と説明される。死亡時の状況が良く解らない。
解剖医には、仰向けと伝わっていてSIDSと診断されてしまう。

【H9.4.14事故・死亡】
3ヶ月 保育園
(無認可)
うつ伏せ 肺炎 うつ伏せにして目を離した間の事故。
顔が真下に向き、布団に埋まった状態を保母が発見。
【H10.1.20事故・死亡】
10ヶ月 保育園
(病院内)
うつ伏せ 窒息の疑い うつぶせ寝にした後、4時間放置される。
蘇生は小児科の看護婦である母親が行う。
かなりの吐瀉物が吸引される。衣服も汚れていた。
【H10.3.12事故・死亡】
2ヶ月 保育園
(無認可)
うつ伏せ

詳細は全く説明を受けていない。
≪H9.3.5事故≫【H9.3.7死亡】

4ヶ月 保育園
(無認可)
うつ伏せ
(司法)
SIDS

初めてうつ伏せに寝かされた。
午前11時にうつ伏せに寝かされ
午後3時頃に
死亡しているのを保母が発見。既に死後硬直していた。
解剖では窒息の3大所見が認められたが、
4ヶ月なのでSIDSとされてしまう。
【H10.3.11事故・死亡】

4ヶ月 保育園
(無認可)
うつ伏せ
(司法)
SIDS、又は、
鼻口部圧迫による窒息
11時頃にミルクを飲ませた後、
11時40分頃うつ伏せに寝かされた。
12時半頃、顔を真下に向け死亡しているのを
保母が
発見。死亡推定時刻は12時頃。
【H8.3.18事故・死亡】
6ヶ月 保育ママ 不明
蘇生
(2週間生存)
不詳

預けたばかりで起こる。泣き声が変だったので、
抱き起こすと
ぐったりしていた。区役所に連絡し、
保健婦が駆けつけ、救急車の要請は1時間後の事。
病院に到着時、既に脳がパンパンに浮腫していた。

≪H11.4.6事故≫【H11.4.18死亡】

月齢 場所 発見体位 解剖 死因 状況
2ヶ月 託児所
(病院内)
うつ伏せ
(司法)
間質性肺炎 入園3日目の事故。
顔を真下に向け心肺停止しているのを
発見される。
蘇生中に、ミルクが吸引される。

≪H10.9.3事故≫【H10.9.4死亡】
11ヶ月 保育園
(認可)
うつ伏せ SIDS 昼寝中に起こる。乳児7名に保母1名
後の保母達は、会議をしていた。
静かだからと1時間30分放置され、発見時は顔を真下にし、
体は冷たくなっていた。
【H11.3.26事故・死亡】
4ヶ月 託児所
(病院内)
うつ伏せ
(寝返り)
SIDS 1週間前に初めての寝返りをしたばかりで、
自分で腕が抜けない状態だった。
顔が真下を向いた状態で発見。
看護婦の母親が蘇生時に吸引した時には、大量の痰が引ける

【H11.4.15事故・死亡】
6ヶ月 保育園
(認可)
うつ伏せ
(行政)
SIDS 1週間の試し保育中に起きた事故
【H12.1.20事故・死亡】
7ヶ月 保育ママ うつ伏せ
(寝返り)

(司法)
低酸素脳症による
脳浮腫、
及び、
うつ伏せによる
換気障害
乳児3名に保育ママ1名。
離乳食を作っていて目を離した間の
事故。
寝返りをして、うつ伏せの状態で発見される。

≪H12.2.29事故≫【H12.3.1死亡】
4ヶ月 託児所
(無認可)
うつ伏せ
(司法)
窒息
(鼻口閉塞)
妻の誕生日にディズニーランドに行く為、
たった1日預けての
事故。
死後2時間の間気付かれずに放置。鼻が完全に潰れていた。
【H3.1.23事故・死亡】
4ヶ月 託児所
(ホテル内)
うつ伏せ 窒息
(鼻口閉塞)
結婚1周年に同ホテルから食事に招待され、
食事中ホテルの託児所に預けた間の事故。
【S60.9.22事故・死亡】
3ヶ月 託児所
(病院内)
うつ伏せ うつぶせ寝による窒息

保母がうつ伏せにして、数分後に戻ったところ、
ぐったりしており、蘇生したが植物状態で約1年後に死亡。

≪S51.4.13事故≫【S52.4.15死亡】

月齢 場所 発見体位 解剖 死因 状況
1才2ヶ月 託児所
(無認可)

仰向け
布団をかぶっていた

窒息
又は
SIDS
事故時、50名の保育時に対して、保母5名。うち1名は欠勤、
1名は昼食の為外出、1名は美容院へ、
事実上保育にあたっていたのは、2名しかいなかった。

【S47.12.14事故・死亡】
1才9ヶ月 スキー場
(ベビールーム)
うつ伏せ
(司法)
SIDS 預けて2時間後の事故。1時間半泣いていたので、
手足を押さえつけ寝かしつけた後、保母は隣の部屋へ。
午後3時頃、死亡発見。口の周りに、吐瀉物あり。
【H12.3.13事故・死亡】
2ヶ月

託児所
(無認可)

うつ伏せ


(司法)

SIDSか、
又は、窒息

預けた初日。不起訴となるも、審議会に申し立て不起訴不当。
そこで初めて事故状況が明らかになる。
ベットサイズより大きなマットレスを無理に押し込んで使用し、
傾斜がついたマットレス上にオーバーオールを
着せたままのうつ伏せ寝。事故当初、解剖医は
「時間のかかった窒息」と説明。
【H10
.12.8事故・死亡】

1才3ヶ月 会社
(託児室)
うつ伏せ
(司法)
窒息
(病死肺炎)
4日目の事故。お弁当を食べた後、
泣いている児をうつ伏せにして寝かせる。死亡発見。
吐瀉物有り。死因は吐物誤嚥による窒息

(診断は肺炎で病死)【H13.5.21事故・死亡】
4ヶ月 保育園
(無認可)
仰向け
≪顔に他の児が被さる≫

(司法)
不詳

ひとつのベットに二人の赤ちゃんを寝かせ、
顔面に別の児が覆い被さった状態で発見。
この12畳の部屋に35人の乳幼児を詰め込み、
保母はいなかった。この保育園では、過去に乳児の死亡事故が
21件もある事が判明した。
【H13.3.15事故・死亡】

1才3ヶ月 保育園
(無認可)
首に紐が
引っかかった
状態

(司法)
頚部圧迫の窒息 幼児の背丈くらいの低い所に巾着袋をかけていた。
首に巾着袋の紐を引っ掛けたまま心肺停止で発見される。
上記と同じ保育園。

【H9.12.26事故・死亡】
4ヶ月 保育園
(無認可)
うつ伏せ
(司法)
窒息 ひとつのベットで他の児と一緒に寝かされていた。
まだ一人では寝返りができなかったが、
発見時にはうつ伏せになっており、心肺停止。
上記2件と同じ保育園。
【H6.2.14事故・死亡】
月齢 場所 発見体位 解剖 死因 状況
9ヶ月 保育園
(無認可)
不明


(生存)

1週間目の事故。保母から「食事中に、けいれんして倒れた。」
との電話で病院に駆けつけたところ、緊急手術をしていた。
脳内出血で、一命は取り留めたものの、3級の障害を負ってしまう。
園は、一切の説明もないまま、その後閉鎖となる。

≪H2.2.5事故≫
6ヶ月 保育園
(無認可)
うつ伏せ
(病理)

原因不明

【H10.10.31死亡】
ISA
(赤ちゃんの急死を考える会)調査
病院事例
月齢

場所

発見体位 解剖 死因 状況

1日
23時間)

産院
新生児室

うつ伏せ

(司法)

窒息 正常分娩(3286g)で元気な女児出産。当日深夜、
うつ伏せ寝のまま、2時間30分以上放置され、
死んでいるのを発見される。
当初、病院側は全面的に謝罪したが、
半年後にSIDSを主張。【H5.2.9事故・死亡】
3日 大学病院
産科新生児室

うつ伏せ


(司法)

窒息

母親と看護婦が一緒に発見。顔が真下を向いていた。
蘇生するものの植物状態。7ヵ月後死亡。
事故当時、病院側は吐物吸引による窒息と説明したが、
その後ニアミスSIDS(ALTE)と主張。
≪H7.1.8事故≫【H7.8.9死亡】

59日

総合病院
小児科

うつ伏せ 蘇生
(生存)
窒息? 気管支炎で入院中に事故。点滴の為、
手を固定されたまま、うつ伏せにされ放置。
顔を真下に向けた窒息状態で発見。
蘇生するものの重度の障害を負う。
窒息とカルテに記入があるが、
退院後ニアミスSIDS(ALTE)と主張。
≪H4.1.12事故≫
0日
14時間)
産院
新生児室
不明 32週に帝王切開で出産(1775g)。
元気だったが夜に死亡。死因は不明と言われる。
その後病院はSIDSを主張。
この病院は別の窒息訴訟で和解したばかり。
【H7.11.8事故・死亡】
6ヶ月 大学病院ICU うつ伏せ 蘇生
(生存)
窒息? 口蓋裂手術の後、入院中の事故。発見時
顔の左半分が埋まっていた。
右の鼻にはガーゼが詰っていた。
また、手足には
抑制帯が付けられ身動きが出来ない
状態だった。
蘇生したものの重度の障害を負う。≪S63.12.6事故≫
39日 都立病院
小児科
うつ伏せ
(病理)
不詳 胃の軸捻症(軽症)の為、うつ伏せ寝練習の為に入院。
医者に病院は硬いベットで、24時間監視体制で安心なので
と勧められた。入院初日の事故。数時間、放置されていた。

【H10.1.18事故・死亡】
月齢 場所 発見体位 解剖 死因 状況
2ヶ月

公立病院
小児科

うつ伏せ 蘇生
(生存
SIDS?

風邪で入院中の事故。うつぶせ寝を嫌がり苦手である事を
病院に伝えていたにもかかわらず、
安易にうつぶせ寝にされ一種一級
の障害を負う。
≪H8.2.24事故≫

2日

病院
新生児室

不明 SIDS

死んでいるのを看護婦が発見するが、詳細は不明。
SIDSの事はよく知らない産科医だがSIDSと診断する。
鼻から溢乳していた。不信感が残る。【H5.事故・死亡】

2日 病院
新生児室
うつ伏せ?

ミルクを飲ませた後、朝8時頃、看護婦により、
顔色が変わって死んでいるのを発見される。
詳しい事は何も聞けなかった。
うつ伏せによる吐乳だったのではないかとの疑惑が残る。

【H6.6.5事故・死亡】

一日 病院
新生児室
うつ伏せ
(司法)
SIDS 夜中の2時に授乳後、ゲップが出ないので
横向きに寝かされる。
4時に看護婦が発見した時にはうつ伏せだった。
解剖医に「窒息なら顔に跡が残る」と言われ、
SIDSになってしまう。

【H6.7.21事故・死亡】
2週間

総合病院
新生児室

うつ伏せ

(病理)

SIDS 双子の一人。出生時(2010g)モニターは
4日間付けていたが、
元気なのではずされた。病院は仰向け寝に寝かせたが、

発見時はうつ伏せ寝だったので、生後2週間の児が、
自分で寝返ったのではないかと説明する。

≪H9.4.13事故≫【H9.7.28死亡】
2才4ヶ月 都立病院 不明

血液疾患があった。高熱(40℃近く)あった
風邪だと言われ
入院。
その翌日、死亡。死亡診断書には急性胃腸炎、
葬式後に
病院はSIDSを主張。【H6.1.3事故・死亡】

5ヶ月

公立病院
小児科

うつ伏せ
(寝返り)

SIDSの疑い

軽い肺炎で入院中、初めての寝返りをしたので
看護婦に注意するよう頼むが、
翌朝、うつ伏せで心配停止で発見される。
≪H10.11.2事故≫【H10.11.4死亡】

月齢 場所 発見体位 解剖 死因 状況
2ヶ月半 公立病院 うつ伏せ 蘇生
(生存)

ニアミスSIDS

口蓋裂手術の為、入院した2時間後にうつ伏せで
顔を真下にして心肺停止で発見。病院はSIDSと主張。
寝返りができない児なのに、
自分でうつ伏せになったように言っている。

≪H11.7.14事故≫

4ヶ月 公立病院
小児科
うつ伏せ 有(司法)
(一年間生存)
警察が
捜査中のため
教えてもらえない。

細気管支炎で入院中の事故。あやす為に、
横向きに寝かせ背中に大人が肩こりに使う
バイブレーターを当てられたまま放置。
発見時、大人用氷枕に顔を突っ伏して心肺停止。
重度の障害を負い、その後死亡。
≪H11.6.16事故≫【H12.8.16死亡】

4ヶ月 都立病院 うつ伏せ
(寝返り)

(行政)
窒息の可能性が高い 喘息で入院した翌朝の死亡発見。入院手続きの際、
寝返りして
うつ伏せになり、苦しんでいた状態を目撃。
病院と寝返り予防の
約束をするが、
事故時何も対策はとられていなかった。

【H10.10.21事故・死亡】
0日
(2時間)
産院
新生児室
仰向け
(司法)
羊水吸引による窒息

出生2時間後、死亡しているのを発見。葬儀後、
病院の態度が
急変したので、
埋葬していたのを掘り起こして司法解剖する。

【H10.8.18事故・死亡】

4ヶ月 総合病院 うつ伏せ
(寝返り)
SIDS 風邪で入院中3日目の事故。23時にミルクを飲ませ、
仰向けに寝かせた。0時にうつ伏せで死亡発見。
ミルクを吐いていた。初めての寝返り。
【H12.3事故・死亡】
2日 産院
新生児室
うつ伏せ 蘇生
(一年弱生存)
窒息?

元気に出産。2日目の深夜0時頃、うつぶせ寝にされ
2時頃
看護婦によって発見。大病院に運ばれ蘇生するが
重度の障害が残り、その後死亡。

≪H7.1.19事故≫【H8.1.1死亡】

2日 産院
新生児室
うつ伏せ
(司法)
窒息
(鼻口閉塞)

 同一病院にて、一晩に二人の乳児が死亡新生児20人、
母親40人に当直が1名のみ。

【S62.7.2事故・死亡】

月齢 場所 発見体位 解剖 死因 状況
2日 産院
新生児室
うつ伏せ
(司法)
窒息
(用水吸引)

事例20・21と同じ病院での事故。横向けに寝かされ、
発見時はうつ伏せだった。看護婦2名だったが、
2名とも休憩をとっていた。【H1.6.24事故・死亡】

0日
(9時間)
産院
新生児室
横向き? SIDS 正常分娩(2490g)にて出産。異常を看護婦が発見し、
蘇生するものの、6日後死亡。看護婦の説明がまちまちで、
不信感が残る。
≪H7.3.10事故≫【H7.3.16死亡】
0日
(数時間)
総合病院
参加新生児室
不明 SIDS 正常分娩。看護婦が発見。
CTスキャン、レントゲン等を撮るが
原因は解らず。
解剖は断る。SIDSだったと納得している反面、
看護婦によって説明がまちまちだったので、不信感が残る。

【H4事故・死亡】
0日
(14時間)
大学病院産科
新生児室
うつ伏せ SIDS

正常分娩(3450g)にて出産。
看護婦に「20数人の赤ちゃんの中で一番元気」と言われる。
授乳後うつ伏せにされ、発見時は、顔色が青黒かった。
脳死状態で呼吸器をつけるが、モニターは反応無し。
無理やり呼吸器をつけられていたもよう。
3日目に呼吸器が外される。 【H4事故・死亡】

2ヶ月 公立病院 うつ伏せ 有り
(司法)
SIDS(推定) 28週(1100g)で生まれ、順調に育っていた為、
モニターを外された2日後。35分間見ていなかった。
うつ伏せでシーツ痕がおでこと鼻に付いていた。
【H12.9.23事故・死亡】
2週間 総合病院 不明
(司法)
SIDS 先天性検査の為、来院したら、
黄疸の数値が数値が高く入院となる。
一旦退院しているので、新生児室にも入れず、
保育器に入れられ、廊下のような所に置かれ死亡発見。
「吐物吸引による窒息」と担当医師による念書がある。
【H12.8.19事故・死亡】
2時間

産院

新生児室

仰向け
(顔が埋れていた。)
窒息 無痛(麻酔)分娩で元気な児を出産後、
分娩台の母の横に児を置かれる。
母が2時間半後に麻酔から醒めると、児は顔が埋れ、
冷たくなっていた。病院はSIDS、
もしくは、窒息ならば母の責任であると主張。
【H13.5.7 事故・死亡】


他にもたくさんの犠牲者がいます。
少しずつ更新して行きます。

ここにいる赤ちゃんは
こんな目に逢うために産まれてきたのでは
ありません。

傍にいるプロの方々が
もっとしっかりと
注意してくれていたら、
きっと僕達よりも未来を見ることが出来たと思います。

奪われた未来の為にも
しっかりと足跡を残してあげたい。
それが、
残された家族の願いです。


残された家族の悲しみ
施設に対する怒り
想像してください。

僕達は新しい犠牲者を聞くたびに
あの日の悲しみが込み上げてきます。

そして、いまだに
うつ伏せで放置する施設がある事を知ります。

何故処罰されないのか?
厚生省がその重い腰を挙げるのはいつになるのか?
SIDSの不正使用はいつになったら無くなるのか?
あと何人犠牲になれば良いのか?
全くわかりません。

もう終わりにして欲しい。

この小さな足跡が無駄にならない為にもお願いします。
平成12年6月23日
宮田浩太郎